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ハイパーリンク機能は、状況によりリンク先として指定できる種類が変わります。以下のいずれかの方法で指定できます。
要素のノート欄の内容からハイパーリンクを作成する場合には、表示名は指定できません。そのため、事前にハイパーリンクを設定する文字列を選択した状態で作成する必要があります。
多くの種類のハイパーリンクは、ダイアグラム内や要素のノート欄に作成した直後から有効になります。ただし、ダイアグラムの画像やモデル内の画像へのハイパーリンクを設定した場合には、ドキュメント生成時にも反映(展開)されます。
リンク先となる項目の指定
次の表は、リンク先として指定可能な項目の種類です。場合により、選択できない種類もあります。
項目 |
説明 |
Enterprise Architectの機能 |
種類の欄で「Enterprise Architectの機能」を選択すると、対象の機能を選択するためのドロップダウンリストが表示されます。選択した内容によっては、隣にあるドロップダウンリストで機能の対象などを指定します。場合によっては、設定ボタンが表示され、対象を指定できます。 OKボタンを押すと、ハイパーリンクのプロパティダイアログに戻ります。再度OKボタンを押すと、機能へのハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると該当の機能を呼び出します。 |
SimRun |
シミュレーション機能へのリンクを作成するには、ステートマシン図などシミュレーション機能が実行可能な図においてショートカットを作成し、種類の欄で「SimRun」を選択して下さい。 リンクをダブルクリックすると、シミュレーションに関係するサブウィンドウが開き、シミュレーションを実行します。 |
Webサイト |
種類の欄で「Webサイト」を選択すると、アドレス欄が入力できるようになりますので、対象のURLを入力して下さい。 OKボタンを押すと、Webサイトへのハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると、該当のURLが表示されます。 |
クイックヘルプ |
Enterprise Architect日本語版では、クイックヘルプの機能は提供していません。 |
ダイアグラム |
種類の欄で「ダイアグラム」を選択すると、対象のダイアグラムを選択するためのダイアログが開きます。対象のダイアグラムを選択して下さい。 OKボタンを押すと、ハイパーリンクのプロパティダイアログに戻ります。再度OKボタンを押すと、ダイアグラムへのハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると、対象のダイアグラムが開きます。 ドキュメントし生成した場合には、そのダイアグラムの位置へのリンクになります。対象のダイアグラムがドキュメント内にない場合には、ドキュメントの先頭に移動します。 |
ダイアグラムの画像 |
種類の欄で「ダイアグラムの画像」を選択すると、対象のダイアグラムを選択するためのダイアログが開きます。対象のダイアグラムを選択して下さい。必要に応じて、対象のダイアグラムを種類で絞り込むこともできます。 OKボタンを押すと、ハイパーリンクのプロパティダイアログに戻ります。再度OKボタンを押すと、ダイアグラムの画像へのハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると、指定したダイアグラムが表示されます。 ドキュメントし生成した場合には、リンクの代わりに、そのダイアグラムの画像が埋め込まれます。 |
チームライブラリの投稿 |
種類の欄で「チームドキュメント」を選択すると、対象の投稿を選択するためのダイアログが開きます。対象の投稿を選択して下さい。 OKボタンを押すと、ハイパーリンクのプロパティダイアログダイアログに戻ります。再度OKボタンを押すと、チームライブラリの投稿へのハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると、チームライブラリサブウィンドウが表示され、該当の投稿が表示されます。 |
パッケージ |
種類の欄で「パッケージ」を選択すると、対象のパッケージを選択するためのダイアログが開きます。対象のパッケージを選択して下さい。 OKボタンを押すと、ハイパーリンクのプロパティダイアログに戻ります。再度OKボタンを押すと、パッケージへのハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると、モデルブラウザ内のカーソルが該当のパッケージの位置に移動します。 |
ファイル |
ファイルは、種類の欄の既定値です。 アドレスの欄に、リンク先となるファイルのパスを入力するか、あるいは ボタンを押し、対象のファイルを指定します。他の種類から「ファイル」に種類を変更した場合には、自動的にファイル選択のためのダイアログが表示されます。 OKボタンを押し、ハイパーリンクを作成して下さい。 ハイパーリンクのプロパティダイアログで指定する場合には、ファイルを読み取り専用で開くか、編集可能で開くかを指定できます。 (参照:エディタの比較) |
ファイルの参照 |
種類の欄で「ファイルの参照」を選択すると、Windowsのフォルダを選択するためのダイアログが表示されます。 OKボタンを押すと、そのフォルダを示すハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると、該当のフォルダに含まれるファイルが表示されます。 |
プロジェクト内の画像 |
種類の欄で「プロジェクト内の画像」を選択すると、対象の画像を選択するためのダイアログが開きます。対象の画像を選択して下さい。 OKボタンを押すと、ハイパーリンクのプロパティダイアログに戻ります。再度OKボタンを押すと、画像へのハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると、画像の表示ダイアログが表示されます。 ドキュメント生成した場合には、リンクの代わりに、その画像が埋め込まれます。 (参照:画像の管理) |
ヘルプ |
種類の欄で「クイックヘルプ」を選択すると、アドレス欄が入力できるようになりますので、対象のヘルプページのファイル名を入力して下さい。 OKボタンを押すと、ハイパーリンクのプロパティダイアログに戻ります。再度OKボタンを押すと、ヘルプページへのハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると、該当のヘルプページが表示されます。 |
画像要素が持つ画像 |
種類の欄で「画像要素が持つ画像」を選択すると、要素の選択ダイアログが表示されますので、対象とする画像要素(ステレオタイプ<<image>>を持つ成果物要素)を選択します。 OKボタンを押すとその要素へのハイパーリンクが作成されます。 ハイパーリンクをダブルクリックすると、モデルブラウザ内のカーソルが該当の画像要素の位置に移動します。ドキュメントの生成時には、その要素が持つ画像に差し替えられて出力されます。 |
関係マトリックス |
種類の欄で「関係マトリックス」を選択すると、対象の関係マトリックスのプロファイルを選択するためのダイアログが開きます。対象のプロファイルを選択して下さい。 OKボタンを押すと、ハイパーリンクのプロパティダイアログに戻ります。再度OKボタンを押すと、操作へのハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると、関係マトリックスが開き、該当のプロファイルで設定された内容が表示されます。 |
検索 |
種類の欄で「検索」を選択すると、対象の検索ルールを選択するためのダイアログが開きます。対象の検索ルールを選択して下さい。 OKボタンを押すと、ハイパーリンクのプロパティダイアログに戻ります。再度OKボタンを押すと、操作へのハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると、モデルの検索タブが開き、該当の検索ルールの検索結果が表示されます。 |
操作 |
種類の欄で「操作」を選択すると、対象の操作を選択するためのダイアログが開きます。対象の操作を選択して下さい。 OKボタンを押すと、ハイパーリンクのプロパティダイアログに戻ります。再度OKボタンを押すと、操作へのハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると、モデルブラウザ内のカーソルが該当の操作の位置に移動します。 |
属性 |
種類の欄で「属性」を選択すると、対象の属性を選択するためのダイアログが開きます。対象の属性を選択して下さい。 OKボタンを押すと、ハイパーリンクのプロパティダイアログに戻ります。再度OKボタンを押すと、属性へのハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると、モデルブラウザ内のカーソルが該当の属性の位置に移動します。 |
要素 |
種類の欄で「要素」を選択すると、対象の要素を選択するためのダイアログが開きます。対象の要素を選択して下さい。 OKボタンを押すと、ハイパーリンクのプロパティダイアログに戻ります。再度OKボタンを押すと、要素へのハイパーリンクが作成されます。 このハイパーリンクをダブルクリックすると、モデルブラウザ内のカーソルが該当の要素の位置に移動します。 ノート欄内のテキストに対してハイパーリンクを設定した場合には、モデルブラウザ内で対象の要素をダブルクリックした場合と同じ動作になります。例えば、ドキュメント要素へのクリックの場合、そのドキュメントの内容がタブとして表示されます。チャート要素へのリンクの場合には、チャート要素のプロパティダイアログの「ソース」タブが開きます。 ハイパーリンクの上にマウスカーソルを乗せると、対象の要素のプロパティやモデルブラウザ内の位置を表示するためのボタンが表示されます。 |
注意: |
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参照: