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このチュートリアルでは、Proクラウドサーバの連携機能を利用して、Enterprise ArchitectのモデルとServiceNowのテーブルを連携するための設定・利用方法について説明します。
ServiceNowとの連携を利用すると、以下のことができます。
前提条件
以下のテーブルへの参照の権限が必要です。
Pushでの同期をするためには、上記のテーブルへの書き込みの権限が必要です。
参照のアクセス権は、テーブルのアクセスコントロールを追加することで有効にできます。
テーブル内のすべてのフィールドを参照可能にするためには、もう1つのルールの追加が必要です。
アクセスコントロールルールはロールを割り当てて指定します。その後、そのロールにグループや個々のユーザーを割り当てます。
いくつかのテーブルについては、システムの管理者からセキュリティの管理者に昇格しないとアクセスコントロールを変更できません。
ServiceNowのテーブルフィルタを定義する
ServiceNowでは、保存されたテーブルフィルタを使って項目を参照できます。既定の状態で、ServiceNowは通常、いくつかの定義済みのグローバルフィルタを持っています。"System Definition | Filters"の機能で、ServiceNowで定義されたすべてのフィルタを参照できます。
ServiceNowで新しいフィルタを作成する手順は次の通りです。
ServiceNowとProクラウドサーバ・Enterprise Architectを連携する
以下の手順で作業を進めます。
なお、手順8から11までを設定した結果、参照するためのURLは <プロトコル>://<サーバ名>:<ポート>/ベースURL となります。
Enterprise ArchitectのプロジェクトとServiceNowを結びつける
Proクラウドサーバの設定ツールの外部ツール連携タブでは、以下のように表示されます。
ServiceNowに結びつけるEnterprise Architectのプロジェクトのチェックボックスをクリックしてください。 をクリックしてすべてのプロジェクトを一度に選択できます。
「終了」ボタンを押し、設定ツールを終了してください。
Proクラウドサーバを再起動することで、設定内容が反映されます。
Enterprise Architectのプロジェクトを開き、ServiceNowの項目を参照できるかどうか確認してください。
連携をテストする
Enterprise Architectで、ServiceNowに結びつけたプロジェクトを開きます。
ここで何も表示されない場合は、テーブルを表示するのに十分な権限がない可能性があります。ユーザフィルタが作成されていない場合には、リストには[ ]または情報メッセージが表示されます。
(ServiceNowまたはServiceNowテーブルの一覧が表示されない場合は、このトピックの手順、または連携プラグインに関するヘルプを確認して、見逃した手順や満たされていない前提条件がないかどうかを確認してください。また、「トラブルシューティング」のヘルプトピックも参考にしてください。)
データのマッピング
ServiceNowとEnterprise Architectがスムーズにデータ項目を交換するために、マッピングルールの見直しや編集を行う必要があります。
これらの作業については、「設定」のヘルプのトピックで詳しく説明しています。
ServiceNowの項目を参照する
Enterprise ArchitectとServiceNowの通信テストを行った際に、外部ツール連携タブで、ナビゲーションを開いてServiceNowのプロジェクトの一覧を表示しました。
プロジェクトの1つを選択してから、再びドロップダウン矢印をクリックしてリストからフィルタの1つを選択すると、そのフィルタの項目がタブ内で一覧表示されます。
この一覧の項目が多い場合は、ウィンドウのツールバーにある「ハンバーガー」アイコンをクリックして、以下の機能を実行できます。
必要に応じて適切な表示範囲を選択したあとには、選択したServiceNowの項目のEnterprise Architectから参照できます。プロパティサブウィンドウ・ノートサブウィンドウ・要素ブラウザサブウィンドウのそれぞれには、選択された外部ツールの項目のプロパティ・ノートを表示するための個別のタブがあります。これらについては、「外部データの詳細」のヘルプトピックで説明しています。
ServiceNowの項目とEnterprise Architectの要素を結びつける
Enterprise ArchitectとServiceNowの間の連携が完了すると、以下の作業ができます。
これらの動作については、「要素の関連付け」のヘルプトピックですべて説明しています。
参照: