クラウド

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  Enterprise Architectの操作 > プロジェクトオプション >

クラウド

プロジェクトのオプションの「クラウド」ページでは、Proクラウドサーバと関係する設定を参照・編集できます。通常は、プロジェクトの管理者のみが設定します。

 

 

 

利用手順:

リボン

ホーム > 設定 > オプション > プロジェクト > クラウド

 

 

詳細:

項目

説明

接続

最大待機時間

このオプションは、Proクラウドサーバからの応答を待つ時間の長さを設定するために使用します。例えば、ユーザーがカスタム検索などのデータ要求を行っているときに、Proクラウドサーバの応答が戻る前にタイムアウトになってしまう場合に、応答を待つ時間を延長できます。

ドロップダウンリストから、60秒・120秒・180秒・300秒のいずれかを選択してください。

 

なお、このオプションを利用するには、Proクラウドサーバ バージョン4.2.65以降を利用している必要があります。管理者のグループのメンバーのみ変更できます。

XMLの読み込みを不許可

XMIの読み込みを行う場合、既存のモデルの内容を更新するため長い処理時間がかかる場合があります。環境によっては、Proクラウドサーバ上での処理時間の増加が顕著であり、また不整合が発生するため途中でキャンセルできません。このオプションを有効にすることで、意図しないXMLファイルの読み込みを防ぐことができます。

この設定は、XMIファイルの読み込みだけでなく、EAの独自形式(XEA/独自形式のXML)に対しても影響します。結果的に、以下の機能に影響します。

  • プロジェクトに保存したベースラインを読み込む
  • パッケージリポジトリに保存したベースラインを読み込む
  • パッケージリポジトリからパッケージを読み込む
  • 一括入出力機能でパッケージを読み込む
  • バージョン管理されているパッケージを読み込む

(参考:コントロールパッケージベースラインの管理)

WebEA

URL

このモデルが、WebEAで利用されている場合にWebEAのURL(プロトコル・サーバ名あるいはIPアドレス・ポート番号)を入力します。

例:     http://localcloud:1443

(参考:ユーザーガイド)

モデル番号

対象のモデルが、WebEAのログイン画面で表示される順番(位置)を指定します。WebEAの設定ファイル内の[model_list]セクション内のモデルの番号と一致させます。

Prolaborate

URL

このモデルが、Prolaborateで利用されている場合にProlaborateのURL(プロトコル・サーバ名あるいはIPアドレス・ポート番号)を入力します。

例:     http://localcloud:1443

リポジトリ

ProrabolateのリポジトリIDを指定します。

データの自動生成

適用するテーマ

WebEAで利用するための画像を生成時に適用するテーマを指定できます。「共通テーマを利用」を選択すると、Enterprise Architectでの表示と同じテーマを利用します。

画像の拡大率

WebEAで利用するための画像で、拡大して生成できます。100から200の間の数値を指定します。

ダイアグラムの保存時に画像マップを自動的に生成

 

この項目にチェックを入れると、プロジェクト内のダイアグラムについて、ダイアグラムの保存処理を実行するタイミングで自動的に画像マップを生成し、プロジェクト内部に保存します。

なお、画像マップとは、ダイアグラムの画像と、HTML形式でそのダイアグラム内の要素の位置や大きさを示すテキストファイルの組を示します。Enterprise ArchitectのHTMLドキュメントの出力機能で利用できる内容と同じですが、他のツールなどで参照する場合に利用します。

 

この設定は、ProクラウドサーバでWebEAを利用する場合には必須です。

 

画像マップの出力後は、以下のいずれかの方法で確認できます。

  • モデルブラウザ内のダイアグラムを右クリックし、「画像マップをファイルに保存:」を選択する
  • APIのRepository.GetAllDiagramImagesAndMap()を実行する

 

この項目のチェックを外すと、ダイアグラムの内容の変更時に画像マップを出力する処理を行わないようになります。

プロジェクトがWebEAあるいはProlaborateで利用されているならばチェックを入れ、それ以外の場合にはチェックを外してください。

付属ドキュメント保存時にHTMLを自動的に生成

 

この項目にチェックを入れると、要素の付属ドキュメントの内容を変更し保存した場合に、HTML形式のデータを自動的に生成します。

上記の画像マップの生成機能と合わせて利用します。プロジェクトがWebEAあるいはProlaborateで利用されているならばチェックを入れ、それ以外の場合にはチェックを外してください。

今すぐに生成

ダイアグラムの保存時に画像マップを自動的に生成」と「付属ドキュメント保存時にHTMLを自動的に生成」の設定が有効な場合に利用できます。

 

「生成」ボタンを押すと、プロジェクト内のすべてのダイアグラムの画像マップと付属ドキュメントのHTMLデータの出力を実行します。出力時には、出力対象を指定できます。

 

通常は、ダイアグラムや付属ドキュメントを編集した場合に、自動的に更新されますので、このボタンの利用は不要です。

この機能は、WebEAと組み合わせて利用します。

外部ツールとの連携機能

 

この設定は、「外部ツールとの連携」機能をProクラウドサーバ以外のプロジェクトで利用する場合に利用します。

この機能は、「Proクラウドサーバ」と組み合わせて利用します。

 

この機能を利用するためには、以下の操作を行います。

  1. 「有効」にチェックを入れます。
  2. 接続するProクラウドサーバの情報を設定します。
  3. 「情報の取得」ボタンを押し、Proクラウドサーバに定義されている外部ツールの情報を取得します。
  4. 利用する外部ツールの項目にチェックを入れます。

 

接続するProクラウドサーバの情報の文字列は、対象のProクラウドサーバに一度接続し、その後に「プロジェクトを開く」ダイアログで、一覧内に追加された履歴を右クリックして、「パスの編集」を選択することで取得できます。

(参考:既存のプロジェクトを開く)

 

注意:

セキュリティ機能が有効になっている場合には、いくつかの設定を行うためには、プロジェクトの管理のアクセス権が必要です。

 

 

参照: