LemonTree3.0 新機能のご紹介
ここでは、LemonTree3.0の主な新機能についてご紹介します。
Model Package Management System (MPMS)
Enterprise Architect(EA)のアドインとして、複数パッケージを1つのコンポーネントとして管理する機能「Model Package Management System (MPMS)」を提供します。
(EAPX/QEAX ファイルに対応、QEA ファイルは未対応となります。)
MPMSは、複数のパッケージを管理したい単位で 1 つのコンポーネントとして扱い、モデル情報を含めてmpmsファイルで管理することができます。
概念図
具体例
たとえば、パッケージごとに再利用するバージョンを決めて設計開発を行なう場合に、mpms ファイルをGitやSVN等でバージョン管理すれば、mpmsファイルをインポートすることで必要なバージョン・コンポーネント単位でモデル情報を取得することができます。
(mpmsファイルのマージは未対応のため、EAPX/QEAXファイルもGitやSVN等で管理する必要があります。)
コンポーネント間の依存関係を保持し、一部のコンポーネントのみを読み込んだ場合には、自動的にスタブを生成します。(依存するコンポーネントも読み込むと、スタブが実体に置き換わります。)
LemonTreeでコンポーネントの差分比較やコンポーネントの関係を視覚的に表示することもできます。
また、ローカルリポジトリとして Publish (コミット)することができ、コミット前の変更内容とベースモデルの比較を、モデル全体ではなく、比較したいコンポーネントを選択して、LemonTree で差分比較することができます。(ローカルでのバージョン管理機能はなく、最新コミットのモデル情報を保持します。)