ドキュメント生成について
Enterprise Architectでは、作成したモデルの情報を「DOCX・PDF・RTFドキュメント」「HTMLドキュメント」の2種類の形で出力できます。ここでは、それぞれの形式の概要について説明します。
(アドインで、ExcelおよびPowerPoint形式で出力できます。)
なお、ダイアグラム内の要素をCtrl+Cでコピーし、Microsoft WordやExcelなどで「貼り付け」できます。この場合には画像として貼り付けられ、画像は編集できません。この方法では作成した図の内容を簡単に利用できますので、便利です。
DOCX・PDF・RTFドキュメント
このDOCX・PDF・RTFドキュメントの生成機能は、作成したモデルからいわゆる仕様書を自動生成する目的での利用を想定しています。
このドキュメント生成機能の特徴は、テンプレートを作成することで、さまざまな内容のドキュメントを生成できる点です。例えば、以下のようなテンプレートを生成できます。
- 内部用の仕様書 (モデルの作成者情報がある)
- 外部向けインターフェース仕様書 (publicの属性や操作のみをドキュメントに含める)
- 最終納品用仕様書 (会社ロゴや著作権表記なども自動で含める)
モデルを修正した際には、全てのドキュメントを自動生成しなおします。個々のドキュメントの手作業での修正は不要です。変更点について、個々のドキュメントのどこに修正すべき点があるのか、そもそもあるのか、などの確認作業は不要です。自動生成により、変更に関係する部分が更新されたドキュメントが生成されます。
クラスやアクティビティなどのそれぞれの要素の「ノート」(説明)として入力した内容は、そのままドキュメントに出力できます。ノート欄では文字の色などの書式設定が可能ですので、わかりやすいドキュメントを自動生成できます。
HTMLドキュメント
HTMLドキュメントの出力機能を利用すると、Webブラウザで簡単にモデルの内容を見ることができるHTML形式のデータを出力できます。
HTMLドキュメントはいわゆる「3ペイン」の形式になっていて、モデルブラウザと同じ内容のツリーからダイアグラムや要素を選択すると、その概要が表示されます。ダイアグラムはクリッカブルになっていて、ダイアグラム内の要素の情報を参照できます。
HTMLドキュメントもカスタマイズの機能はありますが、DOCXドキュメントに比較するとカスタマイズできる範囲・内容は限定されます。
関連する情報
ドキュメント
内容 | 更新日 | - |
ドキュメント出力機能 機能ガイド DOCXやPDFなどドキュメントの出力機能やテンプレートエディタの機能を説明したドキュメントです。 | 2024/11/08 | ダウンロード |
動画デモ
内容 | 時間 | リンク |
ドキュメントの生成とカスタマイズ概要 | 8分34秒 | YouTubeで再生(音声あり) |
ドキュメント生成カスタマイズ 速習セミナー (セミナー説明ページ) | 33分57秒 | YouTubeで再生(音声あり) |
カスタムドキュメント 概要 | 6分19秒 | YouTubeで再生(音声あり) |
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