ソースコード生成機能について

Enterprise Architectで提供している、ソースコードに関連する機能は次の通りです。

なお、エディションによって利用できる機能が異なります。エディションについてはこちらのページをご覧ください

Enterprise Architectは設計ツールであり、いわゆる解析ツールではありません。ソースコードの読み込み機能について、メソッドの内部の挙動やクラス間の実際の呼び出し関係の把握のような詳細な解析・内容の理解の目的では役に立ちません。ご注意ください。
(関連情報: よくある質問: 既存のソースコードの解析・分析に利用できますか?)

クラス図からのソースコード生成

Enterprise Architectには、ソースコードの生成の機能を備えています。対象となる図はクラス図です。

ラウンドトリップ開発も可能です。つまり、クラス図の内容を変更後、既存のソースコードに変更点を反映させたり、ソースコードの変更内容を既存のクラス図に反映させることも可能です。
(ソースコード生成のカスタマイズを実施している場合には、ラウンドトリップできない場合もあります。)

ソースコードの生成内容のカスタマイズ

Enterprise Architectの既定の設定で出力されるソースコードは、現場で利用しているコーディング規約に沿わない場合など、希望する結果と異なるかもしれません。このような場合には、ソースコードの出力結果をカスタマイズできます。

ソースコードの出力をカスタマイズするための機能として「コード生成テンプレート」があります。このテンプレートの内容をカスタマイズしてチーム全体に配布することで、設計者全員でカスタマイズ結果を共有できます。カスタマイズについては、このページ下部「関連する情報」のドキュメントをご覧ください。

振る舞い図からのソースコード生成

ユニファイド版あるいはアルティメット版を利用すると、いくつかの言語に対して振る舞い図(ステートマシン図・アクティビティ図・シーケンス図)からのソースコード生成が可能です。

振る舞い図からのコード生成の詳細は、こちらのページと、このページ下部「関連する情報」のドキュメントをご覧ください。なお、組込み機器の設計開発を想定し、ステートマシン図の内容をC言語あるいはC++言語で生成するカスタマイズサンプルも提供しています。

関連する情報

ドキュメント

内容更新日-
ソースコードの生成と読み込み 機能ガイド
クラス図からソースコードを生成したり、ソースコードからクラス図を生成したりする機能の概要です。
2024/09/24 ダウンロード
ソースコード生成のカスタマイズ
コードテンプレートフレームワーク(CTF)を利用すると、ソースコードの生成結果を自由にカスタマイズすることができます。このCTFは非常に多機能で複雑ですので、4分冊で機能の概要を説明します。
2022/04/27 ダウンロード
(基礎編)
2021/12/27 ダウンロード
(応用編)
2022/04/27 ダウンロード
(発展編)
2019/08/22 ダウンロード
(振る舞い図からのコード生成編)

(→ドキュメントのダウンロードページへ移動)