LemonTree その他の特徴
ここでは、以下の特徴についてご紹介します。
簡単操作で差分比較
比較したいEAPX/QEAXファイルを画面で指定するだけで簡単に差分比較することができます。
プロパティビュー
ツリービューで要素を選択すると画面下段のプロパティビューでプロパティの変更箇所を確認することができます。タグ付き値やダイアグラム上のみの変更(位置・サイズなど)も確認することができます。これにより、ツリービューではプロジェクト内での図や要素等の対象のみを階層的に表示することになり、図や要素の探索が容易になります。プロパティビューは表示・非表示を切りかえることができます。
フィルタ
リストビューには変更要素が多いときに条件を指定して特定の要素のみを表示できるフィルタ機能があります。利用したフィルタは保存して再利用することもできます。たとえば、以下の条件でフィルタすることができます。
・新規・変更・削除などの操作分類
・競合のみ
・ダイアグラム上の差分のみ
・レビューしていない差分のみ
また、複合条件も設定可能で、設定したフィルタを保存して再利用することもできます。
レビュー済をチェック
差分のある要素やダイアグラムごとにレビューしたかどうかのチェックを付ける(手動)ことができます。この機能は「フィルタ」や「作業状況の保存と読み込み」と組み合わせて利用することで、たとえばレビューを中断して再開するときに、レビューしていない差分のみリスト表示してレビューを再開することができます。
作業状況の保存と読み込み
差分比較の状況やマージの作業状況を、ファイルに保存したり読み込むことができます。保存する情報は「比較対象のファイル」「マージの選択状況」「レビューの状況」「適用しているフィルタ」となります。これにより、たとえば差分比較の状況をレビュー担当者や納品先にファイル渡しすることができたり、差分の確認やマージ作業に時間がかかる場合に作業中の状況を保存し、後から作業を再開することができます。また、自分の担当範囲を確認後、別の人に作業状況を引き継ぐこともできます。
※保存ファイルの読み込みにはLemonTreeが必要です。
比較処理の速さ
LemonTreeの差分比較は、EA標準の比較機能に比べて、処理が速い傾向にあります。
参考情報として開発元の計測結果をご覧ください。