MDG Link for DOORS

MDG Link for DOORSアドインを利用すると、IBM Rational DOORSで作成した要求情報を、Enterprise Architectの要求要素として取り込むことができます。Enterprise Architectの要素として扱うことで、設計要素との関係(トレーサビリティ)を定義・管理できます。

IBM Rational DOORSで定義した要求が持つパラメータを、Enterprise Architectの要素のどのプロパティ(あるいはタグ付き値)に保持するかは、カスタマイズできます。

MDG Link for DOORS バージョン3.0は、Sparx Systemsからの直接の提供のみとなります。英語版のみとなります。バージョン3.0は、スパークスシステムズ ジャパンでのサポートはありません。(サポート窓口での対応はありません。)

概要およびダウンロードはSparx Systemsのサイト内の情報をご覧ください。32ビット版のEnterprise Architectにのみ対応しています。

主な機能

  • IBM Rational DOORSで定義された要求の取り込み
  • 取り込み時の要求のパラメータの対応付けのカスタマイズ
  • 取り込み後、IBM Rational DOORS側の内容が更新された場合に、Enterprise Architectに変更を反映
    (変更の反映は片方向となり、取り込んだ内容をEnterprise Architectで編集した場合に、IBM Rational DOORSに戻すことはできません。)
  • Enterprise Architectに取り込んだ要求から、IBM Rational DOORS内での定義位置に移動

利用環境

MDG Link for DOORSアドインを利用するために必要な環境は以下の通りです。

  • IBM Rational DOORS バージョン9.6.1以降
    • Enterprise Architectと同じマシン・同じWindowsユーザーに、Windows版のスタンドアロンのDOORSアプリケーションをインストールすることが必要です。
    • IBM Rational DOORS Next Generationには対応しません。
  • Enterprise Architect日本語版 15.1 ビルド1528以降
  • 32ビット版のEnterprise Architectのみ対応

補足事項

  • MDG Link for DOORSアドインには、IBM Rational DOORS製品は含まれていません。
  • IBM Rational DOORSは、IBM社の製品です。「Rational DOORS」は、IBM社の登録商標あるいは商標です。