お客様番号とサポートID
お客様番号
概要
- 新規の製品見積もりや初回のユーザー登録の際に、数値6桁のお客様番号を発行いたします。
- お客様番号は、個人名義の場合には個人単位、法人名義の場合には製品を使用する部署単位での発行となります。
- 1つのお客様番号に対して、一人の「ライセンス管理者」が結びつきます。
- 個人名義の場合、ライセンス管理者は製品の購入者かつ使用者となります。
- ライセンス管理者へ、サポート期間終了のお知らせなど弊社からの連絡を送付します。
- 法人名義の場合には以下の内容が追加で適用されます。
- 複数のライセンスを購入している場合には、ライセンス管理者が購入したすべてのライセンスの適切な使用と管理に責任を持ちます。
- ライセンス管理者に送るメールについて、同一の部署に所属する他の2名までのメールアドレスを「Cc」として送ることもできます。
- ライセンス管理者とは別に購入担当者を指定できます。購入担当者を指定した場合には、見積もり・代金受領のメールは購入担当者のみに送付します。他のメールはライセンス管理者(およびCc)のみに送付します。
- 同じライセンス管理者あるいは同じメールアドレス(Ccのメールアドレスを含む)は、他のお客様番号で指定できません。購入担当者のメールアドレスは、ライセンス管理者およびCcとして指定できません。
法人名義の場合の上記の内容をまとめたものが次の図になります。
送信するメールの種類と送信先は以下の通りです。
見積もり 代金受領 その他購入に関するやりとり | ライセンスキー(ユーザー登録) サポート期間の終了に関する連絡 その他弊社からの連絡・案内 | |
---|---|---|
個人 | ライセンス管理者 | ライセンス管理者 |
法人で購入担当者を未指定 | ライセンス管理者(およびCc) | ライセンス管理者(およびCc) |
法人で購入担当者を指定 | 購入担当者 | ライセンス管理者(およびCc) |
お客様番号を利用する場面
お客様番号は主に次の場面で利用します。
- 製品の追加購入やサポート更新
- 登録メールアドレス・法人名義の場合のご担当者などの変更
注意事項
- メールアドレスや部署の変更・追加購入・サポート更新の際に、同一の部署・メールアドレスのお客様番号がある場合には統合を実施します。
- 以前には、同一のライセンス管理者(メールアドレス)や同一の部署で複数のお客様番号の発行・管理部門名義での一括購入等について柔軟に対応しておりましたが、お客様から「サポートを更新せず不適切に使用していないか心配」「使用範囲を超えた不適切な使用を防ぎたい」「どの範囲で使用できるかが不明瞭」など、使用許諾契約違反を心配される問い合わせが少なからず寄せられる状況になりました。使用範囲が明確になるようにするため、2023年10月以降は「部署単位でお客様番号は1つのみ」「1つのメールアドレスでお客様番号は1つのみ」「ライセンスの使用範囲は、登録部署内のみ」「ライセンス管理者は実際の使用部門に所属する方」を厳密に適用することとなりました。該当する場合には、追加購入や登録内容の変更などのタイミングで統合や調整をお願いしているほか、サポートが終了し一定期間経過した過去のご購入については、同一部署での複数登録を1つに統合する場合があります。
サポートID
概要
- 製品の購入・サポート更新・アップグレードなどの際に、お客様番号に紐付く形でサポートID(数値4桁-数値5桁)を発行いたします。
- サポートIDは、そのサポートIDに対応する製品のライセンスと結びつきます。
- サポートIDには、サポート期間(サポートを利用できる期限)の情報が結びついています。サポート期間が終了すると、サポートIDは無効になります。
- サポートを更新すると新しいサポートIDを発行いたします。新しいサポートIDをご利用ください。
下の図は、お客様番号とサポートIDの関係の例です。
サポートIDを利用する場面
サポートIDは主に次の場面で利用します。
- 製品に関する問い合わせ・機能追加要望などの連絡
- セミナーへの参加
- アクティベーションコードの取得
- 現在サポートが有効なライセンスの確認
現在サポートが有効な製品・ライセンス数・サポート期間を参照できます。また、製品インストーラのダウンロードリンクも利用できます。 - インストーラ等のダウンロード
製品の最新版インストーラ・5年以内にリリースされた過去のバージョンのインストーラ・サポートユーザー専用の追加ツール・アドインなどのダウンロードができます。
注意事項
- サポートIDは、対応する製品のライセンスと結びついています。以下のような行為は使用許諾違反となり、製品の使用権を失う(継続使用したい場合には、新規に購入し直す必要がある)ので決して行わないでください。
(下記「サポートの有効・無効が混在している場合の注意事項」もご覧ください。) - 自分が使用しているライセンスに紐付かないサポートIDを利用すること
- 有効なサポートIDを利用して得たサポートに含まれる内容を、サポート期間が終了したサポートIDに紐付くライセンスの使用者と共有すること
- サポート期間が終了したサポートIDに紐付くライセンスを使用している方が、有効なサポートIDを利用して得たサポートに含まれる内容を利用すること
- 関係会社・協力会社など製品を購入した会社・部署以外に所属する方は、ライセンスの貸与・貸出に記載の条件を満たす場合にライセンスを使用できます。そのような場合に製品を購入した会社以外に所属する方がサポートIDを利用して質問する場合には、「複数ライセンスを購入している場合に、それぞれの利用者がサポートを利用できますか?」に記載の手順にてサポートにお問い合わせください。
- サポートIDのパスワードは、お客様側では指定できません。再発行を行うことで、パスワードを変更できます。
サポートIDの一時停止
以下の状況に合致する場合には、サポートIDは一時停止となります。一時停止の状態を解除するまではサポート期間中であってもサポートIDは無効になり製品サポートは利用できません。
- ライセンス管理者として登録されている方のメールアドレスへのメール送信がエラーとなった場合
(問題となる状況を解消後、「パスワードの初期化」を行うことで一時停止の状態を自動解除できます。) - ライセンス管理者を変更後、新しいライセンス管理者がサポートIDのパスワード再発行を行っていない場合
(ライセンス管理者の変更完了のメールにお手続き方法を記載しています。) - 使用禁止となっているライセンスの使用・使用許諾契約違反となる使用・ユーザー登録の状況が実態と異なる場合など、適切ではない登録・使用の可能性があると弊社が判断した場合
- 使用部署など、登録情報の内容の修正を依頼し、ある程度の期間が経過後も修正が完了しない場合
- 製品を追加購入している場合で、一部のサポートIDのサポートを更新しなかった場合
(下記「サポートの有効・無効が混在している場合の注意事項」に記載の対処が必要です。) - お客様番号を統合した際に、サポートが有効なライセンスと無効なライセンスが混在する状態になった場合
(下記「サポートの有効・無効が混在している場合の注意事項」に記載の対処が必要です。)
いずれの場合でも、サポートIDが利用できないことに起因する問題についての補償は行いません。
サポートIDが利用できない状況で、理由や原因が分からない場合には、ライセンス管理者からサポート窓口にお問い合わせください。
サポートIDがわからない場合
サポートIDがわからない場合には、ライセンスの管理者の方からサポート窓口にお問い合わせください。
サポートIDのパスワードがわからない場合
サポートIDのパスワードは弊社からも確認できない形で記録しているため、お問い合わせいただいてもお伝えすることができません。不明な場合には再発行をお願いします。
サポートの有効・無効が混在している場合の注意事項
1つのお客様番号で製品を追加購入した場合など、ご使用中のライセンスのサポートの期間に差異が発生し、サポートの有効・無効が混在する時期があります。一例として、以下のような状況が該当します。
- 2013年6月にライセンスを購入 (2014年6月末までサポートが有効)
- 2013年8月にライセンスを追加購入 (追加購入分は、2014年8月末までサポートが有効)
- 2014年6月末までに、最初に購入したライセンスのサポートを更新しなかった
この例では、2014年7月から8月末までの間は、サポートの有効・無効が混在します。
ライセンスを追加購入後、それ以前に購入したライセンスのサポートを更新しなかった場合には、同一部署に紐付くすべてのサポートIDは、このページ内に記載の一時停止の状態となります。
一時停止の状態を解除するには、以下の4つの選択肢から1つを選択してください。3番あるいは4番を選択する場合には、ライセンス管理者から窓口にご連絡ください。
- サポート期間が終了しているライセンスのサポートを購入し、全てのライセンスのサポートを有効にする
→全てのライセンスのサポートが有効になると、一時停止状態は自動的に解除されます。 - 現状のままサポートは利用せず、将来的に全てのライセンスのサポート期間を終了する
→お手続きや連絡は不要です。なお、一時停止状態は解除されません。 - サポートを更新していないライセンスの使用を停止し、サポートが有効なライセンスのみを継続使用する
- スタンダードライセンスの場合には、ライセンスを使用しているマシンからEnterprise Architectを完全に削除します。
- フローティングライセンスの場合には、ライセンスサーバからライセンスを削除します。
- どちらの形態の場合でも、削除したことをライセンス管理者からメールにて明示的にご連絡いただく必要がございます。
- 削除したライセンスは継続使用できません。サポートを再開することで、再度使用できるようになります。
(「ご購入ライセンスの一部のサポート更新・再開」で使用不可能となったライセンスと同じ扱いとなります。)
- 有効なサポート期間の残数を、全てのライセンスに按分してサポートを有効にする
この選択肢は、所有しているライセンス数・サポート期間の残数などで不可能な場合もあります。お客様ごとの状況に依存しますので、この方法をご希望の場合にはライセンス管理者から窓口にご相談ください。
なお、サポート期間が終了しているライセンスのサポートを再開せず継続使用し、かつ、サポート期間が残っているライセンスのサポートを利用することはできません。