トレーサビリティマップアドイン オプション設定
以下操作でオプション設定が可能です。
・リボンのアドイン・拡張 | アドインメニュー | トレーサビリティマップ | オプション
・トレーサビリティマップ表示後コンテキストメニュー | オプション
設定内容
- 上位方向と下位方向で別設定
- 上位方向設定
(トレースを行う接続・関係を選択) - 下位方向設定
- 名前が空欄かつ型・分類子を持たない要素は表示しない
- 分類子を持つ場合、分類子を表示(分類子(接続)の先を除く)
- 型を持つ場合、型を表示(型(接続)の先を除く)
- 要素のパッケージ名を表示
- モデルブラウザやダイアグラム上で要素を選択した場合、トレーサビリティマップ上に同じ要素があれば選択状態に変更
- トレーサビリティマップ上で要素を選択した場合、モデルブラウザ上で要素を選択状態に変更
- 要素のプロパティ変更時に、トレーサビリティマップ上の要素名更新
「上位方向と下位方向で別設定」 「上位方向設定」 「下位方向設定」 「名前が空欄かつ型・分類子を持たない要素は表示しない」 「型・分類子を持つ場合、型・分類子を表示(分類子(接続)の先を除く)」 の設定はプロジェクトに保持します。
接続以外の関係の詳細
- 分類子
ヘルプの要素の分類子で説明されている関係です。
上位「分類子」下位「インスタンス」リポジトリ トレーサビリティマップ
- 型
分類子と類似です。ヘルプのパートプロパティ(プロパティ)の型の関係です。 上位「型」下位「インスタンス」リポジトリ トレーサビリティマップ
- 付属要素の再利用
ポート要素とパート要素について、利用されている関係です。 ヘルプのトレーサビリティ サブウィンドウの(対象の接続の指定の)の「付属要素の再利用」と同一の関係です。 上位「要素」下位「(被再利用)要素」リポジトリ トレーサビリティマップ
- 変換元/先
変換機能を利用した場合の、変換元・変換先の関係です。 ヘルプのトレーサビリティ サブウィンドウの(対象の接続の指定の)の「変換元/先」と同一の関係です。 上位「変換元」下位「変換先」リポジトリ トレーサビリティマップ
- 親子
モデルブラウザ上の親子関係です。
上位「親」下位「子」リポジトリ トレーサビリティマップ
- 配置
ダイアグラムとダイアグラム上に配置された要素の関係です。
上位「ダイアグラム」下位「要素」リポジトリ トレーサビリティマップ
- 子ダイアグラム
ヘルプの子ダイアグラムで説明されている関係です。
上位「要素」下位「ダイアグラム」リポジトリ トレーサビリティマップ
- 子要素の分類子
親子関係と分類子関係の組み合わせです。要素の子要素がインスタンスであり分類子を持っている場合の関係です。
上位「自要素のインスタンスの親」下位「自要素の子の分類子」
例:ユースケース<-(親子)-レーン かつ クラス<-(分類子)-レーンの場合:上位(ユースケース)と下位(クラス)
リポジトリ トレーサビリティマップ
- インスタンスの子要素
分類子関係と親子関係の組み合わせです。要素のインスタンスが子要素を持っている場合の関係です。
上位「自要素の親の分類子」下位「自要素のインスタンスの子」
例:クラス<-(分類子)-レーン かつ レーン<-(子要素)-アクションの場合:上位(クラス)と下位(アクション)
リポジトリ トレーサビリティマップ
- タグ付き値の参照
要素のタグ付き値に、他の要素を参照として保持している場合の関係です。
上位「参照先」下位「参照元」リポジトリ トレーサビリティマップ
接続・関係の選択肢の追加・削除・並べ替え・表示名変更
設定内容の上位方向設定・下位方向設定の選択肢の接続・関係は、下記のINIファイルを作成することで、標準の設定を上書きし、選択肢の追加・削除・並べ替え・表示名変更を行うことができます。
INIファイル: [マイ ドキュメント] フォルダーのTraceabilityMap_Settings.ini( %userprofile%\Documents\TraceabilityMap_Settings.ini )
サンプルINIファイル: トレーサビリティマップアドインのダウンロード後解凍したフォルダの TraceabilityMap_Settings.ini.sample
(インストールは行われません)
ファイル仕様:
- 文字コード:UTF-8
- 一行に1つの接続・関係を指定
- カンマ区切りで以下の設定項目を指定
- 設定項目
- 項目1:「接続」「逆接続」「関係」「逆関係」
- 項目2:表示名
- 項目3:接続・関係の種類
- 項目4:ステレオタイプ(接続の場合)
- 項目1「接続」
接続のソース側要素を下位・ターゲット側要素を上位として扱う(左方向の矢印表示) - 項目1「逆接続」
接続のターゲット側要素を下位・ソース側要素を上位として扱う(右方向の矢印表示) - 項目1「接続」「逆接続」の場合
- 項目3(種類)の文字列はヘルプのConnectorのページを参照してください。
- 項目4「(空欄)」は、ステレオタイプが空欄の接続が対象です。
- 項目3「*」項目4「*」は、INIファイルの他の接続の設定に一致しない種類/ステレオタイプの接続が対象です。
INIファイル内の順番に関係なく、以下の順番で一致を確認します。(接続・逆接続 それぞれ独立)- 接続(逆接続),(表示名),(特定種類),(特定ステレオタイプ)
- 接続(逆接続),(表示名),*,(特定ステレオタイプ)
- 接続(逆接続),(表示名),(特定種類),*
- 接続(逆接続),(表示名),*,*
- 項目1「関係」「逆関係」の場合の項目3(種類)の文字列は、サンプルINIファイル内記載の文字列を指定してください。
- 項目1に「読込」・項目2にファイルパスを指定することで別のINIファイルを読み込むことが可能です。
(読み込んだINIファイルに記載の「読込」の行は適用されません。) - 項目1が「接続」「逆接続」「関係」「逆関係」「読込」以外の行は、無視されます。